ICレコーダーの選び方と比較

この記事は次の人に向けた内容です!

ICレコーダー選びの基準は?

会議に使うならどれがいい?

楽器演奏を録音できる?

ICレコーダーは2つの目的によって選ぶニャ!

声や音楽を録音するためのICレコーダー(ボイスレコーダー)は、目的によって2つのタイプに分かれています。

  • 会議などの録音が目的(会議タイプ)
  • 音楽演奏や自然音の録音が目的(音楽タイプ)

それぞれの違いを見ていきましょう。

会議タイプ


会議タイプのポイントは「安さ」「長時間録音」「コンパクト」です。

1.録音する
2.聞く

この2つを簡単に出来るように設計されていて、音質よりもコストパフォーマンスが重視されます。
製品によって細かい機能が違うので、各機能の特徴はあとでまとめて紹介します。

音楽タイプ


音楽タイプのポイントは「音質」「ケーブル」です。

会議タイプとは違い、本体が厚く大きいです。iPhoneを一回り大きくし、3枚重ねで分厚くした程度の大きさです。
本体についているマイクが高音質で、次のような録音に向いています。

  • 楽器演奏
  • バンド演奏
  • 電車や車の走行音
  • 鳥のさえずり
  • 川のせせらぎ

「ケーブル」って何?


音楽スタジオに置いてあるミキサー(↑)と接続ができるようになっています。会議用のICレコーダーにはソケットがないので、ミキサーに繋げるケーブルを挿すことができません。

ICレコーダーを選ぶ基準ニャ!

電池を決める

ICレコーダーは「充電で動くもの」と「乾電池で動くもの」があります。

乾電池をおすすめする理由

充電式には以下のトラブルが考えられます。

  • 予定よりも録音時間が伸びて途中で電池が切れてしまう
  • 充電し忘れてしまった
  • 十分な充電時間を確保できない

乾電池式なら、事前に予備の電池を用意できますし、現地で買うこともできます。仕事で使うなら、トラブルに備えられる乾電池タイプがおすすめです。

録音の保存先を決める

録音したデータは「本体内蔵メモリー」や「SDカード」に保存されます。
機種によっては内蔵メモリーだけでも1,000時間以上の録音ができるため、どちらが良いとは一概に決められません。

私が使っているレコーダーはSDカードタイプです。4ギガバイトのSDカードを挿しっぱなしで使いまわしているので、内蔵メモリーと使い勝手は変わりません。

録音したものをすぐ誰かに渡す必要があるならSDカード型のほうが便利です。

パソコンとの連携

ICレコーダーで録音したものをパソコンに転送できるかどうかです。

「ICレコーダーで録音し、ICレコーダーで再生して消す」という用途であれば転送機能は不要ですが、実際はパソコンに保存する人が多いようです。

  • パソコンに音声を保存する
  • パソコンで音声を編集する
  • 音声をメール添付で送る

などの場合は、USBケーブルでパソコンと接続できるものがおすすめです。

タイプ別のICレコーダーニャ!

音楽タイプならコレ一択

音楽タイプは選択肢が1つなので先に紹介します。
タスカムのDR-40です。

TASCAMのレコーダーは5年以上使ってます。音楽スタジオのミキサーにコンデンサマイクを繋げて録音するといった使い方が中心です。会議用のICレコーダーとは比較にならないほど高音質で録音できます。

買うときの注意

同じタスカムの製品でDR40より安い機種もあります。安い機種だとホワイトノイズの量が増えます。長く使うものなのでDR40を選んだほうが満足いくレコーディングが可能です。

「会議用」簡単操作なら

とにかくシンプルなのがオリンパスのボイストレックです。

ボイストレック(VN-7300)の特徴

  • 価格が安い
  • 保存は内蔵メモリーへ
  • 録音の保存量は1,100時間分
  • 単4形乾電池2本(86時間)
  • パソコンに接続できない

パソコン接続ができないので録って聞くだけの人に最適な機種です。

Amazonレビュー(226件)

「会議用」全部入りの機種なら

オリンパスVN7300の上位機種、ボイストレックDM-720です。

DM720は幅広い使い方ができるように「両対応」の工夫がされています。

保存方法が両対応

「内蔵メモリーへの保存」と「マイクロSDカードへの保存」の両方に対応しています。

電源が両対応

「単4乾電池」と「充電」の両方に対応しています。

時間と音質に両対応

録音時間を優先するモードでは985時間の保存ができます。
音質優先モードでは保存時間は減るものの、48.0 kHz/16 bit(音楽CD以上)レベルの録音ができます。

DM-720の問題点

ファイル管理ソフトが付属しません。録音したデータをパソコン移動したあと、自分でファイル整理をすることになります。

パソコンでファイル管理をしたい人(大量に録音する人など)は、SONYのICDシリーズだと無料で管理ソフトが手に入ります。

「会議用」管理ソフトも欲しいなら

SONYのICD-UX523です。

基本的には、

  • 単4乾電池、充電の両対応
  • 最大録音1,073時間
  • 内蔵メモリー、SDカードの両対応

といった機能があり、全部入りDM-720と同等です。

オリンパスDM-720との違い

DM720は音質優先モードでは48.0 kHz/16 bit。
SONYのICDは44.1 khz/16 bitです。

数値上はDM720が高音質に思えますが実際は殆ど変わりません。一般的な再生環境では、耳を澄ませても違いがわからないほどです。

こだわりがなければ、管理ソフトが無料ダウンロードできるICD-UX523のほうが、買ってすぐに使い始められるでしょう。
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