スキャナーの選び方と比較2017

この記事は次の人に向けた内容です!

読み取りの綺麗さはどこで判断するの?

自炊できるスキャナはどれ?

書類を電子化するのに適したスキャナは?

スキャナの疑問を解決ニャ!

解像度って何?

解像度(かいぞうど)とはどれだけ細かいところまでスキャンするかを示した値です。

dpiって?

dpi(ディーピーアイ)は解像度の単位のことです。
難しく考えず、

  • 重さだったらkg(キログラム)
  • 長さだったらcm(センチメートル)
  • スキャナの解像度はdpi(ディーピーアイ)

といった認識で大丈夫です。

解像度が高ければ高いほうがいい?

解像度が上がると値段も高くなる傾向にあります。

高解像度が必要なのはカメラのフィルム(↓)を直接読み取って電子化するときです。それ以外の目的で使うなら、解像度が高くても無駄になってしまいます。

目的に合わせて最適なdpi(解像度)を選ぶのがベターです。

スキャナを使った自炊って何?

自炊(じすい)とは、「雑誌、コミックなどの書籍を裁断(バラバラに切り離す)し、スキャナで読み取ること」です。
電子データにするメリットは次の通りです。

  • 電子データなので長期保存できる
  • スマホやタブレットで本が読める

ペーパーレス化って何?

オフィスの「書類をスキャナで取り込んで、もとの紙は捨ててしまうこと」です。
ペーパーレス化のメリットは次の通りです。

  • 紙の保管スペースが不要
  • 名刺や資料を整理できる
  • デジタルデータにすることでパソコンで検索できる
  • 資料を共有する際、紙のコピーではなくデータをメールで転送できる

一般家庭の場合は「家電の説明書」「携帯電話のマニュアル」などを取り込むこともペーパーレス化に当てはまります。

OCRって何?

OCR(オーシーアール)は、「文書をスキャナで読み取って、それをテキストデータに変換する機能」です。

OCRを使わないと……

  • 文書は画像データとして取り込まれる
  • 文書の一部をコピー&貼り付けできない(メール送信などができない)
  • 文書の中身を検索することができない

OCRを使うと……

  • 文書はテキストデータとして取り込まれる
  • 自由にコピー&貼り付けができる
  • 文書の中身を検索できる

まとめ

  • 写真、イラスト、コミックなどはOCRがなくてもOK
  • 社内文書の電子化にはOCRがあると便利

スキャナの種類は3つあるニャ!

フラットベッド型

コンビニのコピー機のように、スキャン対象を1枚ずつセットするタイプです。

メリット

  • 多少厚いものでもスキャンできる

デメリット

  • 1枚ごとにスキャン対象をセットしなければならない

シートフィード型

あらかじめ複数のスキャン対象をセットしておき、自動的に「給紙」「連続スキャン」が出来るタイプです。

同じ大きさのものを大量にスキャンするのに適しています。シートフィード型を使うことで、オフィスの書類整理やコミックの自炊スピードが上がります。

メリット

  • 大量のスキャンを楽にできる

デメリット

  • スキャナ本体が大きい
  • 厚みのあるものはスキャン(給紙)できない

ハンディ型

スキャナを手で動かしてスキャンするタイプです。

スキャンのやり方はこの動画のようなイメージです。

※Danny OH PROJECTさんの動画(Youtube)

メリット

  • 場所を取らない

デメリット

  • スキャンの綺麗さでは他のタイプに劣る

スキャナの選びの基準ニャ!

解像度で選ぶ

前述の通り、解像度はどれだけ細かいところまでスキャンするかを示した値です。

解像度の目安

スキャン 適切 こだわるなら
文書 150dpi 300dpi
写真 300dpi 600dpi
ネガフィルム 1,200dpi 2,400dpi

対応原稿サイズで選ぶ

一般的なスキャナは、スキャンできるのは最大でA4サイズまでです。
A4より大きなものを印刷する予定があるなら、A3サイズ対応機種の中から選ぶことになります。

目的別スキャナのおすすめニャ!

書類整理に使いたい

書類を次々に自動スキャンできる「シートフィード型」がおすすめです。
シートフィード型で高コスパなのはキャノンの「imageフォーミュラ」とブラザーの「ジャスティオ」です。

2つを比較する

項目 キャノン ブラザー
解像度 600dpi 600dpi
サイズ A4 A4
連続スキャン 30枚 50枚
両面スキャン
無線LAN 対応 非対応

違いは「連続スキャン枚数」と「無線LANの対応」です。

無線LANに対応しているキャノンのほうは、スキャンした画像をPCに無線で送ることができます。PCだけでなく、スマートフォンやタブレットに直接送ることも可能です。

自炊に使いたい

キャノンの「DR-C240」かEPSONの「DS-860」が大量スキャンに対応しています。

2つを比較する

項目 キャノン EPSON
解像度 600dpi 600dpi
サイズ A4 A4
連続スキャン 60枚 80枚
両面スキャン
無線LAN 非対応 非対応

キャノンは1分で30枚、EPSONのDS-860は1分に65枚のスキャンが可能です。

写真(ネガフィルム含む)の取り込みに使いたい

写真を取り込むなら、CCDという高性能センサーを搭載している機種がおすすめです。
キャノンの「9000F MarkII 」EPSONの「GT-F740」はどちらもCCDセンサー搭載です。

2つを比較する

項目 キャノン EPSON
解像度 4800dpi 4800dpi
サイズ A4 A4
無線LAN 非対応 非対応

どちらもフィルムスキャンに対応しており、解像度も最高クラスの4800dpiです。

最適な解像度は文書が150dpi、写真が300dpi、フィルムが1200dpiと言われる中での4800なので、スキャンで解像度不足ということはまずありません。

2つの違いはスキャン速度です。
A4カラー用紙を300dpiで1枚スキャンするのにかかる時間は、「EPSONが14秒」「キャノンが7秒」と、スキャンスピードが倍違います。

評価はどちらも高いですが、キャノンのほうが悪い評価が少なく安定しています。